自律神経失調症とは

そもそも自律神経失調症とはなんでしょうか?
人間の体の中には
体を活発にするための神経 – 交感神経
体を休めるための神経 – 副交感神経 の二つの神経があります。これら二つの神経を自律神経と呼んでいます。
自律神経失調症とは、なんらかの原因でこの二つの神経のバランスがとれなくなってしまい、心身に不調をきたしている状態を指します。
自律神経失調症になると、様々な心身の不調をきたします。(不眠、動機、精神不安定、腹痛、めまい、、、等々)しかし、各臓器自体に問題がないので、病院に行っても何も異常がないという特徴があります。
さて、こんなつらい自律神経失調症に2回なっている(現在も療養中)筆者が1度目に自律神経失調症になった際に、治すうえで気を付けていたことについてまとめていますので、今つらい症状で悩んでいる方は是非ともご覧ください
※この記事はあくまで筆者の経験をもとにしたもであり、医療的根拠はございませんので、体調で不安なことがありましたら、まずはお医者さんに見てもらうようにしてください。
自律神経失調症の人が注意したいこと5選

1.とにかく病院に行く
まず一つ目に、治療・安心の2点から、まだ病院に行かれていない方はすぐに受診に行かれることを勧めます。
治療については当然のことですが、検査をして、異常が見つかれば、適切に治療を受けることができます。また、異常がなかった場合でも、心療内科等で今ある症状を少しや緩和してもらえるかもしれません。
筆者的には、二つ目の安心の点がすこぶる大事だと考えいます。
自律神経が安定しないと、自分の体調の変化にすごく敏感になるんですよね・・・
そうなると、
ストレスで自律神経が乱れる→体の症状が出る→不安が強くなる→ストレスが貯まる
この不のスパイラル(筆者は勝手に失調スパイラルと名付けていますorz)に陥ります。
筆者自身最初は、動悸がすると心臓の病気なのじゃないか・・・頭痛もするし、脳梗塞かも・・・
といったことを常に考えていました。
しかしながら、循環器内科、脳外科、耳鼻科、甲状腺内科等すべて回っても異常なしといわれ、
治療できないのか・・・と思った反面、逆に体自体は健康体なんだ(笑)と強い安心感が得られました。
まだ病院に行かれていない方、気になる症状がある方、不安なことと思いますが、まずは病院にいきましょう!回復の手立てになるかもしれません。
2.ストレス減から全力疾走で逃げる
お仕事、学校などストレスとはなかなか切り離せない昨今ですが、可能な範囲でストレス源からは距離を置きましょう。
筆者は18歳のころ、家庭環境、学校どちらもストレスがあり、自律神経失調症で1ヶ月入院したのですが、(入院した経緯については、過去日記をご覧ください。)退院後は、学校を通信高校に変更+祖母 の家で暮らすことで、徹底的にストレス減から逃げました。
心療内科の先生が「普通に過ごすのだけで、ストレスがかかる状態なんんだから。徹底帝に休息できる環境に身を置かないと」と言われたのをいまでも覚えいます。
とはいっても、お仕事されている方や、簡単に環境を変えられない方もいると思います。勤務日数や労働時間を調整してもう、変えてもらえる範囲で環境を変えてもらうなど、できる範囲でストレス源からは逃げましょう。
3.規則正しい生活は△<食べて寝るに徹する
よく、自律神経を整え方!をサイトで調べると早寝早起きの規則正しい生活を送りましょう!と書かれています。しかし、筆者はそれは△(できるにこしたことはないけど・・・)と思います。
というのも、寝たくても寝れないし、おきたくても起きられないのが現実なんですよね・・・
そこで、無理をする方がストレスが溜まると思います。ですので、まずは、何時に寝てもいいから、とにかく睡眠時間を確保する。何を食べてもいいから、とにかく何かを口にする。をまずは徹底してください。ただでさえ食用がないときに、健康的な食事なんて食べる気が起きないですよね・・・
ただ、たしかに規則正しい生活や、綺麗な食生活が自律神経を整えるうえで重要なのも事実です。ですので、まずは↑を徹底して、安定してきたらでいいので、少しずつ睡眠時間をずらしたり、食生活を変えてみるといいかもしれません。
4.症状をググらない
いま、自律神経失調症に悩んでいるあなた、ずばり予想します。
検索履歴が症状のことでいっぱいじゃないですか!?
筆者も何か症状が出るたびにgoogle先生にお世話になっておりました。。。
「動機 心臓 病気」「頭痛 脳 病気」「微熱続く 難病」等・・・
しかし、途中で気づきました。
いくら検索しても症状は治らないな・・・
インターネットには症状を改善するうえでためになる情報がある反面、必要以上に不安をあおるような情報もたくさんあります。たださえ、精神が不安定な状況で、不安感が強くなるような情報に目を通すのは火に油を注ぐようなものです。
ですので、どうしても症状が気になる→病院の先生に聞く。
ググるとしても、改善方法や、治し方など極力ポジティブな情報を拾いに行く。
この二つを守ることで、不用意に不安感を強めずにすみます。
5.体調に一喜一憂しない
毎日のように体調不良が続くとついつい、日々の体調の変化に敏感になりますよね。。。
しかし、先ほど記載した失調スパイラルに陥ってしまいます。
ですので、体調の変化については、一ヶ月前の自分と比較するようにしましょう。筆者は一番つらかった時と常に比較することで、「ちょっと波があるけど、あのころよりは確実によくなってるな・・・」と一日単位での体調の変化にあまり同時なくなりました。
最後に
私を含め、数多くの方が自立神経失調症に悩んでいらっしゃると思います。そんな方たちのために、少しでもためになるようにと思い、記事を作成したいます。
もちらん、この記事を実践しただけで症状が治るほど簡単なものではないとは思いますが、少しでも回復の糧となっていただければ幸いです。
最後になりますが、一番注意してほしいことが残っています。それは
焦らない です。
私自身完全に回復するのに1回目で半年ほどかかりましたし、今現在療養2ヶ月目ですが、まだまだ、職場復帰はできそうにありません。
しかし、時間はかかりますが、努力をすれば今よりは絶対によくなります。
一日でも早く体調を崩す前のように、当たり前に日々を楽しめたいたころに戻れるよう願っております。